有用菌 プランター農業 オリジナル培養土の中身とは11
今日は目に見えない微生物について書いていきます。
微生物資材全般の効果としては、根の発達を促進することで、作物の健全化、増収、登熟向上、品質向上(日持ち、糖度、ビタミンB、C、アミノ酸、色素等)
地力向上、環境不良に強くなる、連作障害の軽減があります。
微生物資材ですが、はっきり言ってわかりません。
製品の品質に決められた条件があるわけでもなく、経験則で使われているのが実態です。
筆者の使い方としては、好気性菌と嫌気性菌に分けています。
好気性の菌として酵母菌、嫌気性の菌として乳酸菌と光合成細菌を使用しています。
作り方
酵母菌
水3ℓ(汲み置きして一日たったもの)黒糖90g ドライイースト120g
全て混ぜ合わせ1週間程度、毎日一回よく混ぜ合わせる。
その後、1ℓの木酢液もしくは酢を加えて、一週間程度置く。
ガスが出なくなったら発酵が停止したサイン。
乳酸菌
水3ℓ(汲み置きして一日たったもの)黒糖90g R1一本
全て混ぜ合わせ1週間程度、毎日一回よく混ぜ合わせる。
その後、1ℓの木酢液もしくは酢を加えて、一週間程度置く。
ガスが出なくなったら発酵が停止したサイン。
光合成細菌
3ℓの水に粉ミルク小さじ1杯、重曹20g、クエン酸小さじ1/4、田んぼから採取した赤い水(元菌)よく混ぜ合わせ、空気が入らないよう保存容器の口元まで液を入れ蓋をする。
一週間ほどで全体に赤くなり、どぶ臭くなったら完成。
筆者の使い方
月に一回程度、乳酸菌、酵母菌を500~1000倍に薄めて植物や土にかける。
葉の色つやや葉がシャキッとします。
光合成細菌
月に一回程度、500~1000倍土にジョウロで水やり。
通常の菌では分解できない、土の中の悪い物質が分解されて、死亡すると放線菌の餌となる。
土や植物を語るうえで避けては通れない。菌の話でした。
ありがとうございました。
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